
会社が行う従業員の健康管理施策についてご案内するページです。会社は、法律上、従業員の健康管理を行う義務があります。この義務を履行するため、会社は従業員に対して、法律で定められた健康診断を行います。
1.健康診断の実施
(1)健康診断の種類(雇入れ時健診除く)
【一般検診】
検査項目:<35歳以上>
- 診察等 / 問診、視診、触診、聴打診など行います。
- 身体計測/身長、体重、腹囲、視力、聴力を測ります。
- 血圧測定/血液を測り、循環器系の状態を調べます。
- 尿検査/腎臓、尿路の状態や糖尿病などを調べます。
- 便潜血反応検査/大腸からの出血を調べます。
- 血液検査/動脈硬化、肝機能などの状態や糖尿病、痛風などを調べます。
- 心電図検査/不整脈や狭心症などの心臓に関わる病気を調べます。
- 胸部レントゲン検査/肺や気管支の状態を調べます。
- 胃部レントゲン検査/食道や胃、十二指腸の状態を調べます。
<34歳以下>
- 診察等/問診、視診、触診、聴打診など行います。
- 身体計測/身長、体重、腹囲、視力、聴力を測ります。
- 血圧測定/血液を測り、循環器系の状態を調べます。
- 尿検査/腎臓、尿路の状態や糖尿病などを調べます。
- 血液検査/動脈硬化、肝機能などの状態や糖尿病、痛風などを調べます。
- 心電図検査/不整脈や狭心症などの心臓に関わる病気を調べます。
- 胸部レントゲン検査/肺や気管支の状態を調べます。
【特定業務検診(深夜業)】
対象者:対象期間に月4回以上深夜業務に就いたもので社保加入者
検査項目:
- 診察等/問診、視診、触診、聴打診など行います。
- 身体計測/身長、体重、腹囲、視力、聴力を測ります。
- 血圧測定/血液を測り、循環器系の状態を調べます。
- 尿検査/腎臓、尿路の状態や糖尿病などを調べます。
(2)健康診断実施手順
【一般健診】
対象者:6月末までの入職者かつ社保加入者
実施時期:9月~12月
【特定業務検診(深夜)】
対象者:対象期間に月4回以上深夜業務に就いたもので社保加入者
実施時期:3月~4月
(3)周知方法などについて
健康診断の実施要領(期間・場所・注意事項等)については、以下の方法により事前周知します。


2.「ストレスチェック」の実施
会社は、従業員に対して、法律で定められた「ストレスチェック」を実施します。「ストレスチェック」は、従業員のメンタルヘルスを守るために行われる重要な取り組みです。
(1)目的
主な目的は以下の通り、職場におけるストレスの状態を把握し、心の健康を促進することです。
①労働者自身がストレス状態を認識し、必要な対策を取るきっかけを作る ②組織全体のストレス傾向を把握し、職場環境の改善につなげる ③必要に応じて産業医やカウンセラーと連携し、適切な対応を行う
(2)「ストレスチェック」実施について
「ストレスチェック」は、主に以下に様な流れで実施します。
①実施時期:年に1回実施(毎年秋季を目安に実施) ②実施対象者:1年以上の雇用期間が見込まれる常勤の従業員で、毎年11月1日時点在職している方 ③実施方法:スタッフページ>マイページ>衛生委員会>ストレスチェック にて質問形式で実施 ④周知方法:スタッフページ上でご案内します。 ⑤診断結果のフィードバック:スタッフページ上で即日結果をお知らせします。産業医面談等の必要がある場合は、後日個別にご案内します。
